離婚時に生じる共有名義トラブルとは??

2024-07-12




住宅ローンが残っているのにどうしよう・・

税金や、分け方がわからなくてお困りの方いらっしゃいませんか??


そんな方のために、離婚時の共有名義物件についてメリット・デメリットを含めてまとめました。


離婚された方はもちろんですが、今後の知識としても知っておいて損はありません!!



とは言っても、『活字って読むのも大変、不動産は専門用語言葉ばかりだし』という方は、

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|離婚時に生じる共有名義トラブルとは?!                                   



1. 共有名義の基本概念


2. 離婚時の共有名義の問題点


3. 共有名義の解消方法


4. 共有名義トラブルの具体例


5. 共有名義のメリット・デメリット


6. 共有名義トラブルの対策


7. まとめ



1. 共有名義の基本概念


共有名義とは、夫婦が共同で不動産を所有している状態を指します。

不動産を共有名義にすることで、両者が所有権を持つことになります。

共有名義のメリットとしては、税金やローンの負担を分け合うことができる点がありますが、離婚時にはこれがトラブルの原因となることが多いです。



2. 離婚時の共有名義の問題点

  



  • 財産分与:共有名義の不動産をどのように分割するかが問題となります。
  •      売却するのか、一方が買い取るのか、住み続けるのかなどの選択肢があります。

  • ローンの負担:住宅ローンが残っている場合、その返済義務をどうするかが問題となります。
  •        共有名義のままでは、双方が返済義務を負うことになります。

  • 権利関係:共有名義を解消せずに離婚すると、不動産の権利関係が複雑化し、将来的なトラブルの原因となります。


3. 共有名義の解消方法


  • 不動産の売却:不動産を第三者に売却し、その売却代金を分ける方法です。
  •        ローンが残っている場合は、売却代金でローンを完済し、残った金額を分けます。

  • 一方が買い取る:一方が相手の持ち分を買い取る方法です。この場合、買い取る側が全額のローンを引き継ぐことになります。

  • 持ち分の交換:不動産以外の財産と持ち分を交換する方法です。
  •        例えば、持ち分を放棄する代わりに、現金や他の財産を受け取るという方法です。


4. 共有名義トラブルの具体例


  • 売却価格の折り合いがつかない:不動産の売却価格について夫婦間で意見が一致せず、売却が進まないことがあります。

  • ローン返済義務の不履行:共有名義のままで離婚した場合、一方がローン返済を怠ることで、もう一方にも返済義務が発生することがあります。

  • 権利関係の複雑化:共有名義を解消せずに離婚し、再婚などにより新たな権利関係が生じると、将来的な相続や売却時に問題が発生することがあります。


5. 共有名義のメリット・デメリット




___【メリット】___
経済的負担の分散:購入時の資金やローン返済を分け合うことで、経済的負担が軽減される。

  • 税制上の優遇:特定の税制優遇措置を受けやすい場合がある。


___【デメリット】___

  • トラブルの元:離婚や関係悪化時に持ち分の処理やローン返済でトラブルが生じやすい。
  •        離婚後も関係を続ける必要がある。

  • 権利関係の複雑化:将来的に権利関係が複雑になり、相続や売却時に問題が発生する可能性がある。
  •          どちらかに任せていると不利にもなりかねない。

固定資産税:物件を保有し続けているだけで、固定資産税がかかってしまう。


6. 共有名義トラブル解消方法


  • 不動産の売却:不動産を売却し、売却代金を分ける。ローン残債がある場合は売却代金で完済し、残りを分ける。

  • 売却に向けて専門家への相談:2人で不動産を売却するために弁護士や司法書士、不動産鑑定士などの専門家に相談し、公正な解決策を見つけることがおすすめです。売却してしまえば、離婚後のトラブルを避けることができます。
  •              ※この時住宅ローン残高がある場合は注意が必要です!!!

  • ローンの一本化:一方がもう一方の持ち分を買い取り、単独所有とする。これには資金調達が必要です。全額を引き受けることで、共有名義の解消をスムーズに行うことができます。どちらかが住み続ける場合、もう一方に物件の不動産価値の半分を現金で支払うことになります。

賃貸に出す:不動産を第三者に賃貸し、その賃料を分ける。


7.まとめ


離婚時に共有名義の不動産が問題となることは多々あります。

財産分与やローン返済義務、権利関係など、そのままにしておくと離婚後も関係が続き将来的にも様々なトラブルが発生する可能性があります。

事前にしっかりと合意を形成し、専門家に相談することで、共有名義トラブルを回避し、スムーズな離婚手続きを進めることが重要です。


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この記事の執筆者

このブログの担当者 
天野 勝浩

◇名古屋市西区在住 業界歴12年
◇保有資格:宅地建物取引士・相続診断士・空き家マイスター・不動産キャリアパーソン

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